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B型・C型肝炎の症状

B型・C型肝炎の症状

B型肝炎

再感染のない「一過性感染」と慢性化の恐れのある「持続性感染」があります。
「一過性感染」とは、B型肝炎ウイルスに感染すると、1〜6ヶ月間の潜伏期間を経て急性肝炎を発症します。
症状の程度は様々で、発熱や黄疸などの典型的な肝炎の症状のでる人もいれば、症状の全くでない
不顕性感染の人も70〜80%いるといわれています。健康な成人が初めてB型肝炎ウイルスに感染した
場合はほとんどが一過性感染です。
また、免疫機構が未熟な幼少期にB型肝炎ウイルスに感染すると、ウイルスを異物と認識できず肝炎は
起こらない代わりに、ウイルスも排除されず体内にウイルスを保有した状態の「持続感染」となります。
このように体内にウイルスを保有してしまう人を「キャリア」と呼びます。
キャリアの症状の自然経過は、〔無症候期→肝炎期→肝炎沈静期〕と推移します。幼少期の無症候期を
経て、10代〜30代の間に不完全ながら体の免疫機構が働き、B型肝炎ウイルスを排除しようとするため
肝炎が起こります。
自覚症状はないかあっても軽いためウイルス排除には至らず、約10%の人が慢性肝炎へと移行します。

 

C型肝炎

C型肝炎に感染すると2〜16週の潜伏期間を経て、発熱や頭痛、食欲不振、関節痛など急性肝炎の
症状が現れます。しかし、一般に程度が軽く気づかれないことが多く、7〜8割の人が慢性肝炎に移行します。
こうなると自然治癒は極めてまれで、放っておくと初期慢性肝炎から後期慢性肝炎、更には、初期肝硬変から
後期肝硬変へと症状は徐々に進行して行きます。しかし、一般的には慢性肝炎や初期肝硬変では
自覚症状が乏しいため、進行した肝硬変となってはじめて全身倦怠感や疲れやすいといった症状が
現れてきます。

 

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